アミール・シャカラミ 委員

アミール・シャカラミ 委員

元Exelon Nuclear社 上級副社長

就任時のメッセージ

 この度、2021年4月1日付けで、東京電力の原子力改革監視委員会の委員に就任しましたアミール・シャカラミです。

                                             

 私は、これまでにグローバルな原子力リーダーとして、技術面や運用面の観点から、商業用原子力発電所の管理体制の監視と監督に携わってきました。また、現在は東京電力の原子力安全アドバイザリーボードの議長を務めています。

                                            

 2011年3月11日に甚大な被害をもたらした津波が発生した数日前、私は東京電力の原子力発電所を訪れたことを覚えています。事故後、私は米国エクセロン原子力パートナーズの最高経営責任者として、日本の原子力産業への支援を指揮してきました。福島第一原子力事故以来、世界の原子力産業の安全性向上を目の当たりにしてきました。

 作業者の安全及び社会と環境の安全を維持することの重要性は、依然として最優先事項です。私は、原子力改革監視委員会を通じて、東京電力が健全な安全文化を積極的に醸成し、社員の意識や行動に大きな影響を与え、ひいては世界に通用する企業となるよう、独立した立場で監視、監督してまいる所存です。

略歴

                                              

1992年アメリカ原子力学会会員及び役員

2000年Exelon Nuclear社及び同社上級副社長

2012年Exelon Nuclear Partners社 CEO (国内外事業開発担当)

2012年Exelon Generation社 上級副社長

2014年CASe Global Partners, Inc.設立、CEO(現在に至る)