元米国原子力規制委員会(NRC)委員長
元米国原子力規制委員会委員長のデール・クラインです。
この度、福島第一原子力発電所事故を受けて発足した原子力改革監視委員会の委員長を務めます。
福島第一原子力発電所の事故は、日本のみならず世界中に大きな衝撃を与えました。本委員会が福島の事故原因を調査することで、批判的な洞察力が培われ、原子力がより安全で、世界のエネルギー需要に応える手段になりうると考えます。
今回、東京電力の原子力改革監視委員会に参加することで、原子力についての教育活動やより良い安全文化を確立し、原子力が日本の皆さんにとってより安全なものになるよう努めます。福島の事故は大きな悲劇でしたが、今回の事故が貴重な教訓となることを委員全員が願っています。この教訓から学んだことを活かし、原子力がより安全な、世界のエネルギー源としての役割を引き続き果たせるよう協力する所存です。
ミズーリ大学コロンビア校で原子力工学博士号を取得
1997年~現在 | テキサス大学オースティン校工学部機械工学科(原子力工学)教授 |
---|---|
2001年~2006年 | 国防次官補(核・生物化学兵器防衛担当) |
2006年~2009年 | 米国原子力規制委員会(NRC)委員長 |
2010年~現在 | テキサス大学エネルギー研究所 副所長 |
2010年~現在 | テキサスシステム大学副総長 |