2012年10月24日に大前委員が東京電力原子力改革特別タスクフォースと打合せを行いました

2012年10月24日

  • 大前委員が東京電力原子力改革特別タスクフォースに以下の4つの作業を指示しました(技術面)
  • ①建設当時の安全設計の検証
    福島第一原子力発電所の建設当時(約45年前)に、原子炉の安全性について、地元住民にどのような説明をしていたのか。また、福島第一原子力発電所の事故時に、それらが機能していたのかについての調査・検証
  • ②米国のテロ対策(B5b)を取り入れなかった理由の検証
    福島第一事故の根本原因の一つである全電源喪失(Station Blackout:SBO)への対策として、米国のテロ対策(B5b)を取り入れなかった理由についての調査・検証
  • ③大前レポートの提言(教訓と対策)と東京電力の見解・対策の比較検討、および不一致箇所の明確化
    福島第一原子力発電所事故の原因分析結果に基づき、大前委員が昨年10月に発表した「福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか」(以降「大前レポート」という。)と東京電力の対策についての比較・検証
  • ④事故後の情報公開の適切性の検証
    3.11以降に東京電力が公表してきた情報について、現時点で振り返ってみて正しかったのか、間違っていたのかについての調査・検証