櫻井 正史 委員
櫻井 正史 委員
元国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員
就任時のメッセージ
このたび、東京電力の原子力改革監視委員会の委員となりました櫻井です。
私は昨年12月初めから本年7月初めまで、国会に設けられた福島原子力発電所事故調査委員会の委員の一人として、今回の福島原子力発電所の事故について様々な観点から検証をさせていただきました。
それらの検証を通して、いろいろな問題を取り上げ、また、これら問題の改善に向けた提言を申し上げてきました。
東京電力が原子力の改革を行うに当たり、監視委員会の委員として、事故調での経験やこれまでの仕事の経験を活かして、東京電力には原子力改革をしっかりとやっていただきたいということで監視をしていきたいと思っております。
国会事故調の委員長でありました黒川清先生からも「東京電力をしっかり指導して欲しい」と言われておりまして、私もそのつもりで厳しく、指導、助言に臨むつもりでおります。
事故調での検証の結果、東京電力につきましても、原子力の安全に対する考え方、企業の危機管理、その他事故への対応、情報公開の在り方など、様々な点で問題があると考えております。
これら問題について、東京電力が立派に改革を成し遂げるように、それを厳重に監視するという立場でご協力できればありがたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
略歴
1968年早稲田大学法学部卒業
1971年東京地方検察庁検事
1983年司法研修所教官
1988年公安調査庁総務部審理課長
1993年千葉地方検察庁公安部長
1996年東京地方検察庁公安部長
1998年那覇地方検察庁検事正
1999年最高検察庁検事
2001年東京地方検察庁検事
2003年最高検察庁刑事部長
2005年東京地方検察庁検事正
2006年名古屋高等検察庁検事長
2007年~2011年防衛省 防衛監察監
2011年~2012年国会 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会委員